―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月4日から7日の決算発表を経て8日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 アスカネット <2438>
21年4月期第1四半期(5-7月)の最終損益(非連結)は100万円の赤字(前年同期は1億0900万円の黒字)に転落した。
▲No.3 インスペック <6656>
21年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比26.9%減の1.2億円に減り、通期計画の1.3億円に対する進捗率は前年同期の170.4%を下回る93.8%にとどまった。
▲No.4 フジコーポ <7605>
20年10月期第3四半期累計(19年11月-20年7月)の経常利益(非連結)は前年同期比6.9%減の29億円に減ったが、通期計画の28.7億円に対する進捗率が101.3%とすでに上回り、さらに5年平均の84.2%も超えた。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7856> 萩原工業 東1 -5.92 9/ 7 3Q 19.78
<2438> アスカネット 東M -1.28 9/ 7 1Q -
<6656> インスペック 東2 -1.01 9/ 7 1Q -26.95
<7605> フジコーポ 東1 -0.79 9/ 7 3Q -6.86
<8142> トーホー 東1 -0.76 9/ 7 上期 赤転
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした8日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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