会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の0.3億円→14.3億円(前年同期は4.9億円)に45倍増額し、一転して2.9倍増益計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2021年3月期通期の連結業績予想につきましては、売上高48,600百万円(前回発表予想比4.5%増)、営業損失800百万円(前回発表予想は1,850百万円の損失)、経常利益60百万円(前回発表予想は1,340百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失500百万円(前回発表予想は1,460百万円の損失)といたします。 売上高につきましては、引き続き新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、下期の世界経済には依然不透明感が残るものの、緩やかな回復傾向が継続する見通しです。このような中、当社では主力のSG市場向けを始め、IP、TAの各市場向け売上高が想定を上回る速さで回復し、とりわけ顧客の印刷需要の回復等によりインクの売上が堅調に推移する見通しとなりました。また、営業面でもオンラインの活用等による工夫を凝らした販売活動に積極的に取り組み、顧客の需要を着実に取り込むとともに、SG、IP、TAの各市場向けに新規需要を開拓する新製品を順次投入してラインナップを拡充し、競争力の強化に努めております。これらの結果、下期は期間を通じて新型コロナウイルス感染症拡大による影響を受けるものの、売上高は前回予想の前提である前年同期比90%程度から、前年同期比微減の水準まで回復する見通しです。以上を踏まえ、通期売上高予想を上方修正いたします。 利益面では、下期において、売上高の上方修正に加え、上期に実施した構造改革による費用削減効果や効率的な費用執行を見込んでおり、下期の営業利益以下の各利益が前回予想比で大幅に改善する見通しです。以上を踏まえ、通期利益予想を上方修正いたします。 なお、業績予想の前提となる第4四半期以降の為替レートは、1米ドル:105.00円、1ユーロ:120.00 円といたします。※本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
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