寺崎電気、今期経常を一転1％増益に上方修正

　寺崎電気産業 <6637> [東証Ｓ] が11月13日大引け後(15:15)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比66.5％増の18.7億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の24.5億円→35.3億円(前期は34.7億円)に44.1％上方修正し、一転して1.5％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比29.7％減の16.5億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比33.8％増の9.1億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.3％→6.1％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　連結業績につきまして、当第２四半期連結累計期間の業績に加え、下期の為替レートを下記の通り見直したこと等により、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに前回発表予想を上回る見込みとなりましたので、業績予想を上記の通り修正いたします。　なお、通期業績予想の前提となる下期の為替レートは、１米ドル：135円、１ユーロ：150円、１英ポンド：170円、１豪ドル：90円としております。（注）上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。