主力の国内CAD/CAMシステム事業は保守サポート売上が伸長した結果、前期比で増収と堅調に推移しており、安定した経営基盤を維持している。なお設備投資の先行指標となる工作機械受注統計(日本工作機械工業会)は前期比31.6%増と過去最高を記録しているが、主力製品であるCAD/CAMシステムは、工作機械の受注時期ではなく納入時期に併せて導入されることから、工作機械受注統計と同期した収益の拡大とはならず、セグメント売上は前期から若干増に留まった。来期の工作機械納入時期の到来以降、収益が拡大するものと見込んでいる。
海外CAD/CAM市場は、アセアン地域では販売体制の強化および販売網の拡大等、海外事業基盤の強化によりインドネシア・ベトナム等の地域で堅調に推移した。東アジア地域は、韓国では、代理店によるカスタマイズ製品の提案等、積極的な営業を展開したことなどから収益の回復が見られた。一方で本年度より代理店を通しての販売に切り替えた中国では、販売体制の立ち上げの遅れが年後半まで影響し、売上は減少したが拠点管理コストの減少により利益率は向上した。また保守売上は、現地技術員によるサポート体制の強化によりタイ・インドネシア等複数の地域で伸長した。
2018年12月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比1.9%増の41.58億円、営業利益が同13.5%増の3.73億円、経常利益が同9.0%増の4.07億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同65.8%減の1.72億円を見込んでいる。
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