<動意株・30日>(前引け)=極東産機、双信電機、Tホライゾン
双信電機<6938.T>=ストップ高。情報通信向けや産業機器向けを中心にノイズ除去フィルターなどを主力展開している。同社は28日取引終了後、21年3月期決算発表と22年3月期の業績見通しを発表した。22年3月期は営業利益段階で6億円(前期比6.9倍)という高変化を見込んでいる。ノイズ関連機器は中国経済回復を背景とした工作機械市況の回復や、高速通信規格5Gの拡大及びデータセンター増設需要などが追い風となっている。株価はこれを評価する買いが集中する格好となっている。
テクノホライゾン<6629.T>=大幅反発。4月下旬から調整色の強い展開を強いられてきたが、きょうは満を持しての急反発で25日移動平均線を上回ってきた。同社はレンズ技術分野を強みに光学機器に展開、監視カメラやドライブレコーダーで高い商品競争力を誇る。特に直近はGIGAスクール構想の影響がビジネスチャンスの拡大につながっている。28日取引終了後、21年3月期業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の250億円から264億円(前の期比18%増)、営業利益は20億円から24億円(同66%増)に増額した。更に年間配当を従来計画に5円増額し20円(前の期実績15円)とすることも併せて発表しており、これが株価を強く刺激する格好となった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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