前回決算の出直りの動きそのままに上値を試す展開か
時価総額:381億円
PER:56.05倍
PBR: 1.82倍
祖業は電子部品製造だが、業態変更の紆余曲折があって現在は中国での不動産賃貸が主力事業。家電の海外販売も撤退。外資入り乱れる深センの再開発に期待。
業績面においては次回の第1Q決算発表を8/9に予定し、今期の増収増益計画を占うにあたり重要な位置づけとなる。前回5月の決算発表後は売り叩かれているだけに、挽回を期したいところ。中国内における経済の停滞リスクも懸念されるところではあるものの、現保有物件はフル稼働で収益率の改善も業績を下支えするだろう。
株価は5月の決算発表後の売り浴びせが一巡して6月から徐々に上昇基調をたどる。足元では25日移動平均線にサポートされるかたちで着実に堅実に下値を切り上げてきており、先週末は大陽線で一気に一目均衡表の雲を突破。三役好転が示現して今週は上値を試す一週間となりそうだ。200日移動平均線を超えて株価が1000円台に乗せてくるようだと面白い。