決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … ワンプラ、チムスピ、シンワワイズ (4月13日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の4月12日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ニューテック <6734>
　22年2月期の連結経常利益は前の期比27.0％減の2.9億円になったが、23年2月期は前期比33.9％増の3.9億円に伸びる見通しとなった。

★No.2　川崎地質 <4673>
　22年11月期第1四半期(21年12月-22年2月)の経常利益(非連結)は前年同期比40.4％増の3.2億円に拡大し、12-5月期(上期)計画の2.9億円に対する進捗率が111.4％とすでに上回り、さらに前年同期の35.8％も超えた。

★No.3　エルテス <3967>
　22年2月期の連結経常損益は9400万円の黒字(前の期は3億5700万円の赤字)に浮上し、従来予想の8000万円の黒字を上回って着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6734> ニューテック 　東Ｓ 　 +32.36 　　4/13　本決算　　　 33.90
<4673> 川崎地質 　　　東Ｓ 　 +20.60 　　4/13　　　1Q　　　 40.43
<3967> エルテス 　　　東Ｇ 　 +19.98 　　4/13　本決算　　　 91.49
<6578> エヌリンクス 　東Ｓ 　 +19.46 　　4/13　本決算　　　　黒転
<1418> インタライフ 　東Ｓ 　 +13.41 　　4/13　本決算　　　170.83

<6634> ネクスＧ 　　　東Ｓ 　 +10.63 　　4/13　　　1Q　　　　黒転
<4199> ワンプラ 　　　東Ｇ　　 +9.93 　　4/13　　上期　　　　赤転
<4057> インタファク 　東Ｇ　　 +4.33 　　4/13　　　3Q　　　-72.73
<1401> エムビーエス 　東Ｇ　　 +3.81 　　4/13　　　3Q　　　109.43
<4397> チムスピ 　　　東Ｇ　　 +3.63 　　4/13　　上期　　　　赤転

<3080> ジェーソン 　　東Ｓ　　 +3.59 　　4/13　本決算　　　　9.17
<6567> セリオ 　　　　東Ｇ　　 +2.96 　　4/13　　　3Q　　　-29.43
<3045> カワサキ 　　　東Ｓ　　 +2.54 　　4/13　　上期　　　 -2.17
<9903> カンセキ 　　　東Ｓ　　 +2.12 　　4/13　本決算　　　　7.17
<8166> タカキュー 　　東Ｓ　　 +1.90 　　4/13　本決算　　　　　－

<2437> シンワワイズ 　東Ｓ　　 +1.83 　　4/13　　　3Q　　　　黒転
<7360> オンデック 　　東Ｇ　　 +1.27 　　4/13　　　1Q　　　　黒転
<6217> 津田駒 　　　　東Ｓ　　 +1.09 　　4/13　　　1Q　　　　赤拡
<2736> フェスタリア 　東Ｓ　　 +1.07 　　4/13　　上期　　　 -1.99
<2459> アウン 　　　　東Ｓ　　 +0.64 　　4/13　　　3Q　　　　赤縮

<7434> オータケ 　　　東Ｓ　　 +0.62 　　4/13　　　3Q　　　349.64
<2687> ＣＶＳベイ 　　東Ｓ　　 +0.54 　　4/13　本決算　　　　黒転
<6489> 前沢工業 　　　東Ｓ　　 +0.31 　　4/13　　　3Q　　　　7.09

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース