廃棄物処分事業の売上高は80.86億円(前期比16.6%増)となり、セグメント利益は45.08億円 (同25.7%増)となった。最終処分場を運営する連結子会社のミダックにおいて、奥山の杜クリーンセンターにおける受け入れ枠の拡大によって、建設業界との大型の取引を中心に廃棄物受託量は大きく増加した。
収集運搬事業の売上高は13.04億円(前期比83.6%増)となり、セグメント利益は2.20億円(同128.4%増)となった。産業廃棄物においては、物価高騰に伴う価格改定を推し進めたことで受託単価は向上し、売上高は安定して推移した。一般廃棄物においては、新型コロナウイルス感染症における感染症法上の分類移行を受け、飲食店等から排出される一般廃棄物の回収量は増加傾向にあったほか、新規開拓にも注力した結果、受託量は増加した。また、2023年9月に連結子会社となったフレンドサニタリーの業績も反映された。
仲介管理事業の売上高は1.30億円(前期比2.5%増)となり、セグメント利益は0.94億円(同19.1%増)となった。大型工事案件等によって、協力会社への仲介も安定して推移した。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.9%増の103.91億円、営業利益が同8.9%増の38.49億円、経常利益が同15.0%増の38.81億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同30.5%増の24.84億円を見込んでいる。
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