ウェルビー、今期経常を7％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額

　ウェルビー <6556> が3月22日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の19.5億円→20.9億円(前期は17.5億円)に7.4％上方修正し、増益率が11.0％増→19.3％増に拡大し、従来の8期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8.3億円→9.7億円(前年同期は8億円)に17.4％増額し、増益率が3.0％増→20.9％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の15円→16円(前期は8.8円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当連結会計年度の通期連結業績予想においては、新型コロナウイルスの影響による利用者数の減少を見込んでおりました。しかしながら、「利用者に対して必要な各種サービスが継続的に提供されることが重要」（厚生労働省）といった趣旨に基づく各種政策の効果もあり、年間を通じて、高水準の利用者数を維持することができました。その結果、売上高及び各段階利益は、それぞれ当初予想を上回る見込みであるため、上記のとおり修正いたします。なお、アクリルパーテション等の感染防止用品購入の促進を目的として、助成金収入（営業外収益）を計上する一方で、助成金受領相当分については営業費用（売上原価の消耗品）を計上しております。

　2021年３月期の期末配当金として１株当たり10円30銭(普通配当５円30銭、記念配当５円00銭)を予想しておりましたが、上記の業績予想修正に伴い、１株当たり11円30銭(普通配当６円30銭、記念配当５円00銭)に修正（増配）いたします。