決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … ヴレインＳ、ＡＢＥＪＡ、アイデミー (7月11日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の7月10日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.3　クリーマ <4017>
　25年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比45.5％減の1800万円に落ち込み、通期計画の1億2400万円に対する進捗率は14.5％にとどまり、さらに前年同期の48.5％も下回った。

▲No.4　アルバイトＴ <2341>
　25年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比77.6％減の1300万円に大きく落ち込み、通期計画の1億4800万円に対する進捗率は8.8％にとどまり、5年平均の55.9％も下回った。

▲No.5　ＭＳコンサル <6555>
　25年2月期第1四半期(3-5月)の連結最終損益は7300万円の赤字(前年同期は6500万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4429> リックソフト 　東Ｇ 　 -14.77 　　7/11　　　1Q　　　　6.94
<5577> アイデミー 　　東Ｇ 　 -13.45 　　7/11　本決算　　　　2.41
<4017> クリーマ 　　　東Ｇ　　 -8.33 　　7/11　　　1Q　　　-45.45
<2341> アルバイトＴ 　東Ｓ　　 -6.83 　　7/11　　　1Q　　　-77.59
<6555> ＭＳコンサル 　東Ｓ　　 -5.96 　　7/11　　　1Q　　　　赤拡

<3267> フィルＣ 　　　東Ｓ　　 -5.68 　　7/11　　上期　　　　赤拡
<3083> シーズメン 　　東Ｓ　　 -4.85 　　7/11　　　1Q　　　　赤転
<135A> ヴレインＳ 　　東Ｇ　　 -4.64 　　7/11　　　1Q　　　-41.67
<2303> ドーン 　　　　東Ｓ　　 -4.19 　　7/11　本決算　　　　3.84
<4076> シイエヌエス 　東Ｇ　　 -3.14 　　7/11　本決算　　　　4.00

<4616> 川上塗 　　　　東Ｓ　　 -3.12 　　7/11　　上期　　　-17.82
<3907> シリコンスタ 　東Ｇ　　 -2.80 　　7/11　　上期　　　-93.59
<3080> ジェーソン 　　東Ｓ　　 -1.96 　　7/11　　　1Q　　　-12.47
<8181> 東天紅 　　　　東Ｓ　　 -1.95 　　7/11　　　1Q　　　 10.92
<4673> 川崎地質 　　　東Ｓ　　 -1.27 　　7/11　　上期　　　 59.07

<9993> ヤマザワ 　　　東Ｓ　　 -1.25 　　7/11　　　1Q　　　　赤転
<4057> インタファク 　東Ｇ　　 -1.05 　　7/11　本決算　　　　黒転
<7713> シグマ光機 　　東Ｓ　　 -0.90 　　7/11　本決算　　　　3.78
<8247> 大和デ 　　　　東Ｓ　　 -0.86 　　7/11　　　1Q　　　-34.00
<8886> ウッドＦ 　　　東Ｓ　　 -0.75 　　7/11　本決算　　　　黒転

<7487> 小津産業 　　　東Ｓ　　 -0.74 　　7/11　本決算　　　-40.34
<9876> コックス 　　　東Ｓ　　 -0.49 　　7/11　　　1Q　　　-13.49
<9903> カンセキ 　　　東Ｓ　　 -0.42 　　7/11　　　1Q　　　145.57
<5574> ＡＢＥＪＡ 　　東Ｇ　　 -0.17 　　7/11　　　3Q　　　-50.13

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース