―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の7月6日から7日の決算発表を経て10日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ミタチ産業 <3321>
23年5月期の連結経常利益は前の期比14.9%増の24.5億円に伸びたが、24年5月期は前期比34.7%減の16億円に落ち込む見通しとなった。
▲No.4 MSコンサル <6555>
24年2月期第1四半期(3-5月)の連結最終損益は6500万円の赤字(前年同期は2000万円の黒字)に転落した。
▲No.5 メディア工房 <3815>
23年8月期の連結経常利益を従来予想の1億4000万円→5500万円(前期は1億8100万円)に60.7%下方修正し、減益率が22.7%減→69.6%減に拡大する見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3321> ミタチ産業 東S -13.07 7/ 7 本決算 -34.75
<4992> 北興化 東S -6.42 7/ 7 上期 5.31
<9651> 日本プロセス 東S -5.86 7/ 7 本決算 0.31
<6555> MSコンサル 東S -5.79 7/ 7 1Q 赤転
<3815> メディア工房 東G -2.52 7/ 7 3Q -80.52
<5900> ダイケン 東S -2.04 7/ 7 1Q 6.06
<3063> Jグループ 東G -1.95 7/ 7 1Q 赤縮
<7975> リヒトラブ 東S -1.92 7/ 7 1Q 赤転
<9414> BS11 東S -1.49 7/ 7 3Q -16.28
<9835> ジュンテン 東S -0.69 7/ 7 1Q -55.23
<8127> ヤマトインタ 東S -0.67 7/ 7 3Q 18.09
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした10日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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