調整に一巡感でリターンリバーサル妙味
時価総額:67.4億円
PER:24.06倍
PBR:1.18倍
2017年3月に東証二部上場で、自動ドア装置の販売・施工・保守やステンレス建具の製造・販売を手掛ける。北海道を地盤に東日本36ヵ所の拠点ネットワークを構築しており、バリアフリー、セキュリティ対策、衛星管理のメンテナンス需要など多様なニーズを取り込む。導入事例は大型商業施設から病院、札幌ドームなど身近なところにも多くみられる。
主に北海道、東北地域で高シェアを誇っており、関東圏も開拓。今後は関西圏、中部圏へと展開領域の拡大を見込む。前期は増収増益着地となり、今期は決算月を3月→12月に変更。3月の立会外分売価格を割り込んでいることから需給面は依然として苦しい展開が続いた。
株価は需給面の重しに耐えかねて調整含みでの推移を強いられてきたものの、足元で200日移動平均線にタッチしてようやく底入れの兆しが見えてきた。25日移動平均線が上値抵抗ラインとして機能してきたとみられるが、一目均衡表では遅行スパンが株価に追い付いて自律反発期待を高めている。目先で25日線ブレイクと同時にトレンド転換する期待もあり、逆張り投資家にとってはエントリーポイントとみる。