ソシオネクスが頑強な値動き、2ナノ品開発で海外大手と連携し将来性に着眼した買い◇
半導体設計大手で、次世代半導体の本命と目されるSoC(システム・オン・チップ)をファブレス形態で供給しているのが特徴。人工知能(AI)の市場規模は生成AIの登場により急拡大しているが、そのインフラ部分を担う半導体も一段と高性能化が求められている。そのなか、一つのチップにさまざまな性能要素を積むのではなく、それぞれの性能要素で製造した個別のチップを組み合わせて一つの半導体チップを完成させるという「チップレット集積」にマーケットの関心が集まっている。
そしてチップレットの台頭による設計技術複雑化に伴い、カスタムSoC設計分野で高い実力を有する同社が存在感を高めている。同社は2ナノ品の設計開発で台湾のTSMC<TSM>やソフトバンクグループ<9984.T>傘下の英アームとの協業を発表しており、海外投資家からの視線も熱い。「ハイスペック化するAIに対応した次世代コンピューティングや急増するAIサーバー向けで、今後チップレット採用の動きは加速する」(中堅証券アナリスト)という指摘もあり、成長性を見込んだ実需買いが観測されている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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