<動意株・25日>(前引け)=東洋電、FIG、フィット
FIG<4392.T>=急伸、年初来高値を更新。ここにきて、値がさの好業績株物色の流れが一巡し、低位株への投資資金流入が勢いを増しており、同社株もその流れに乗った。同社はモバイルクリエイトと石井工作研究所などが中心となって共同持ち株会社の形態で発足された会社で、会社移動体通信システム開発のほか、半導体関連装置及び半導体基板事業で高い実績を有する。21年12月期は営業損益が5億円の黒字予想と回復色が強い。信用取組も売り残が直近データで100万株を超えており、信用倍率0.6倍と売り長で買い戻しを誘発している。
フィット<1436.T>=大幅反発。10月中旬以降、1カ月以上にわたり1000円を軸とするもみ合いを続けていたが、満を持して上放れる動き。住宅建設事業を手掛けるが、現在の主力事業は投資家向け太陽光発電設備の販売で、業績は19年4月期に営業赤字に落ち込んだものの、ここにきて回復色をみせている。24日取引終了後、太陽光発電システムの開発・販売を手掛けるPlus one percent(東京都杉並区)の全株式を取得し子会社化することを発表、同社を傘下に収めることによる業容拡大効果に期待した買いを呼び込む形となった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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