―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月9日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 三光合成 <7888>
21年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常損益は2億0700万円の黒字(前年同期は2000万円の赤字)に浮上し、通期計画の3億5000万円に対する進捗率は59.1%に達し、5年平均の14.2%も上回った。
★No.3 アバンティア <8904>
20年8月期の連結経常利益は前の期比22.9%減の13.3億円になったが、21年8月期は前期比20.3%増の16億円に伸びる見通しとなった。
★No.4 ヒトコムHD <4433>
20年8月期の連結経常利益は前の期比11.9%増の33.6億円になり、21年8月期も前期比7.1%増の36億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<7888> 三光合成 東1 +12.23 10/12 1Q 黒転
<2305> スタ・アリス 東1 +9.62 10/12 上期 赤転
<8904> アバンティア 東1 +8.19 10/12 本決算 20.30
<4433> ヒトコムHD 東1 +7.35 10/12 本決算 7.11
<8008> 4℃ホールデ 東1 +6.46 10/12 上期 -45.86
<6505> 東洋電 東1 +5.18 10/12 1Q 黒転
<6675> サクサ 東1 +3.99 10/12 1Q 黒転
<7811> 中本パックス 東1 +2.61 10/12 上期 1.64
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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