決算材料をこなして戻り本格化の兆し
時価総額:368億円
PER:18.98倍
PBR: 1.30倍
プラスチック射出成形品取り出しロボットで世界シェアトップを誇り、ハイエンドの新製品から特注機、自動化機器なども展開。海外向け製品を多く手がけており、11月下旬には中国深センで開かれる国際金型・金属加工、プラスチック・包装展にハイエンドの取出ロボット出展を予定している。
業績面においては11/7に中間決算を発表、今期見通しを若干下方修正することとなったが、中間期の営業利益が増益で折り返したのは優秀と言える。これは1Q実績が営業利益前期比50.6%増と大きく伸長した賜物ではあるが、何よりも重要な受注残高が前年同期比でみた縮小を取り戻してきたことが大きい。
株価は足元で200日移動平均線をはさんでもみ合いだが、上記の決算発表後の押しも浅いものにとどまり戻り期待はなお大きい。週足で三役好転が示現してくるようだと上昇が本格化してくる可能性もあり、現段階から徹底して仕込みに入っておきたい。
11:25追記 前場急伸。週足でも一時抵抗帯を上抜けており、上昇加速に期待がかかる。