中日鋳、今期経常は黒字浮上、5円増配へ

　中日本鋳工 <6439> [名証２] が5月14日後場(14:00)に決算を発表。21年3月期の経常損益(非連結)は9400万円の赤字(前の期は1700万円の黒字)に転落したが、22年3月期は2億5000万円の黒字に急浮上する見通しとなった。

　同時に、今期の年間配当は前期比5円増の15円に増配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の経常損益は1200万円の赤字(前年同期は1500万円の黒字)に転落したが、売上営業損益率は前年同期の-3.1％→-3.1％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年３月期通期の業績につきましては、経常利益・当期純利益が当初の予想を下回る見込みであります。経常利益及び当期純利益の減少は、鋳物原材料・鋳物副資材価格の高騰による営業損失及び営業外収益（助成金）の見込み違いによるものであります。２．特別利益及び特別損失について　　　　　投資有価証券売却益　　　270,156千円　　　　　投資有価証券売却損　　　　87,323千円保有資産の効率化及び財務体質の強化を図ることを目的に、当社が保有する投資有価証券の取引を行い、投資有価証券売却益及び投資有価証券売却損が確定したため、特別利益及び特別損失として計上いたします。※業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因によって予想値と異なる場合があります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以　上