日金銭が４日ぶり大幅反発、２２年３月期業績予想を上方修正

　日本金銭機械<6418.T>が４日ぶり大幅反発。同社は５日取引終了後、２２年３月期連結業績予想について、売上高を１９０億円から１９３億円（前期比１３．５％増）へ、営業利益を１億円から３億５０００万円（前期は２５億８９００万円の赤字）へ、純利益を５０００万円から３億６０００万円（同７５億５８００万円の赤字）へ上方修正し、未定としていた年間配当予想は５円（前期は無配）と開示した。

　新型コロナウイルスのワクチン接種が進行していることによって米国ゲーミング市場において顧客の設備投資意欲が回復傾向にあり、堅調な需要が見込まれることや、欧州コマーシャル市場においてセルフ化に対する需要が増加しており、売上高は期初予想を上回る見通し。加えて、構造改革の成果が表れてきたことや経費の効率的な運用に努めたことで、利益面でも期初の見通しを上回る見込みとしている。

　あわせて発表した２２年３月期第２四半期累計（４～９月）連結営業利益は２億７４００万円だった。

出所：MINKABU PRESS