キトー、上期経常を53％上方修正、通期も増額

　キトー <6409> が9月29日後場(13:00)に業績修正を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の15億円→23億円(前年同期は12.1億円)に53.3％上方修正し、増益率が23.7％増→89.6％増に拡大する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の48億円→53億円(前期は45.5億円)に10.4％上方修正し、増益率が5.5％増→16.5％増に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　新型コロナウィルス感染症からの経済回復を経て、米国、欧州を中心に、当社製品の需要が期初の想定を上回って推移し、第2四半期も底堅く推移しました。需要の回復を着実に捉えたことから、第2 四半期累計期間、および通期の連結業績予想を、それぞれ上方修正いたします。足もとの需要環境は良好で、第3四半期以降も需要は堅調に推移すると見込むものの、資材費の高騰や、サプライチェーン混乱による輸出費用の増加といった不確定な要素を勘案した結果、通期の連結業績予想については、上表の増益幅といたしました。 （注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。