決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】寄付 … キッズバイオ、ホーブ、ビーマップ (2月7日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の2月6日から7日の決算発表を経て8日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.3　ビーマップ <4316>
　23年3月期の連結最終損益を従来予想の6000万円の黒字→2億3000万円の赤字(前期は1億5500万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を30.6％毀損する規模となった。

▲No.4　森尾電 <6647>
　23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比72.7％減の1億1800万円に大きく落ち込み、通期計画の2億4000万円に対する進捗率は49.2％にとどまり、5年平均の67.4％も下回った。

▲No.7　カンロ <2216>
　22年12月期の経常利益(非連結)は前の期比55.0％増の20億円に拡大したが、23年12月期は前期比0.0％減の20億円とほぼ横ばい見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7096> ステムセル研 　東Ｇ　　 -9.20 　　2/ 7　　　3Q　　　 71.90
<6227> ＡＩメカ 　　　東Ｓ　　 -8.21 　　2/ 7　　上期　　　　赤転
<4316> ビーマップ 　　東Ｇ　　 -7.20 　　2/ 7　　　3Q　　　　赤拡
<6647> 森尾電 　　　　東Ｓ　　 -6.17 　　2/ 7　　　3Q　　　-72.75
<4584> キッズバイオ 　東Ｇ　　 -4.71 　　2/ 7　　　3Q　　　　赤縮

<9685> ＫＹＣＯＭ 　　東Ｓ　　 -4.46 　　2/ 7　　　3Q　　　 21.90
<2216> カンロ 　　　　東Ｓ　　 -4.29 　　2/ 7　本決算　　　 -0.05
<8841> テーオーシー 　東Ｓ　　 -3.31 　　2/ 7　　　3Q　　　-13.21
<7565> 万世電機 　　　東Ｓ　　 -2.84 　　2/ 7　　　3Q　　　 82.67
<9537> 北陸ガス 　　　東Ｓ　　 -2.79 　　2/ 7　　　3Q　　　　赤拡

<6392> ヤマダコーポ 　東Ｓ　　 -2.39 　　2/ 7　　　3Q　　　 16.73
<7932> ニッピ 　　　　東Ｓ　　 -2.23 　　2/ 7　　　3Q　　　-13.12
<8085> ナラサキ 　　　東Ｓ　　 -1.58 　　2/ 7　　　3Q　　　 15.33
<1382> ホーブ 　　　　東Ｓ　　 -1.52 　　2/ 7　　上期　　　 19.32
<7417> 南陽 　　　　　東Ｓ　　 -1.19 　　2/ 7　　　3Q　　　　5.73

<7268> タツミ 　　　　東Ｓ　　 -1.17 　　2/ 7　　　3Q　　　　赤拡
<9057> 遠州トラック 　東Ｓ　　 -0.93 　　2/ 7　　　3Q　　　 -2.31
<9034> 南総通運 　　　東Ｓ　　 -0.40 　　2/ 7　　　3Q　　　　5.20
<5973> トーアミ 　　　東Ｓ　　 -0.40 　　2/ 7　　　3Q　　　　赤転
<4464> ソフト９９ 　　東Ｓ　　 -0.35 　　2/ 7　　　3Q　　　-11.80

<2819> エバラ食品 　　東Ｓ　　 -0.32 　　2/ 7　　　3Q　　　 -8.77
<4094> 日化産 　　　　東Ｓ　　 -0.30 　　2/ 7　　　3Q　　　-19.10
<7339> アイペット 　　東Ｇ　　 -0.28 　　2/ 7　　　3Q　　　423.94
<4409> 東邦化 　　　　東Ｓ　　 -0.20 　　2/ 7　　　3Q　　　-49.19
<3537> 昭栄薬品 　　　東Ｓ　　 -0.20 　　2/ 7　　　3Q　　　 75.37

<7292> 村上開明 　　　東Ｓ　　 -0.08 　　2/ 7　　　3Q　　　　2.80

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした8日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース