ヤマダコーポ、上期経常を87％上方修正、通期も増額、配当も1円増額

　ヤマダコーポレーション <6392> [東証２] が11月4日後場(13:30)に業績・配当修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の3億円→5.6億円(前年同期は6.9億円)に86.7％上方修正し、減益率が56.5％減→18.8％減に縮小する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の8億円→9.8億円(前期は13.7億円)に22.5％上方修正し、減益率が41.8％減→28.7％減に縮小する見通しとなった。

　同時に、今期の上期配当を従来計画の37円→38円(前年同期は37円)に増額し、年間配当は91円になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　（第２四半期（累計）連結業績予想の修正）　2020年３月期第２四半期（累計）連結業績予想につきまして、コロナ禍の影響により、売上高は当初予想を下回る見込みながら、販売費及び一般管理費が当初予想を下回り、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに予想を上回る見込みとなりましたので、業績予想を上記のとおり修正いたします。　（通期連結業績予想の修正）　通期の連結業績予想につきましても、今後の市況動向や為替相場の先行き等につきましては不透明感が拭えない状況ではありますが、第２四半期（累計）連結予想数値の修正に伴い、業績予想を上記のとおり修正いたします。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき判断したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により、これらの予想数値とは異なる場合があります。

　　当社は、株主の皆様への利益還元を経営上の重要事項と認識しており、今後の事業展開並びに企業体質の強化のための内部留保の確保に努めるとともに、業績を勘案しながら、継続的、安定的に配当を行うことを基本方針といたしております。　上記「業績予想の修正について」のとおり、第２四半期（累計）連結業績予想及び通期連結業績予想が、売上高は前回発表予想値を下回るものの、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期（当期）純利益ともに予想を上回る見通しであることから、2021年３月期の中間配当予想を１株当たり37円00銭から１円00銭増配し38円00銭に修正させていただくことといたしました。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき判断したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により、これらの予想数値とは異なる場合があります。