決算前で調整含みの動きの間に拾っておきたい
【事業内容】
水処理関連の事業を幅広く展開する総合水処理最大手企業。水処理に関する薬品類を製造販売する水処理薬品事業と、装置・施設などを製造販売する水処理装置事業を展開。半導体や液晶など製造する際の表面処理技術をはじめ配管などの防食技術、水中の殺菌・制菌や不純物の凝集・凝結技術、水中の微粒子などを膜分離・濾過するといったコア技術が強み。
【業績面】
業績面においては8/6に第1Q決算発表を行い、売上高は5.2%減収、営業利益は40.1%減益となったが、上期計画に対しては72%の進捗率でまずまずの着地であったとみられる。国内の水処理薬品は受注・売上高ともに減少ながら営業利益は前年並みを確保、水処理装置は一般産業向けでの受注減が大きい一方、海外がペンタゴン社の新規連結により利益貢献してカバーしたとみられる。
【株価動向】
株価は3/17に安値2008円まで急落した後に鋭い反発を見せて3000円台まで一気に回復。5~8月はもみ合いが続いたが、上記決算発表で思いの外に高進捗、業績悪化への懸念が後退するとレンジ上放れの動きが示現した。9月には年初来高値を更新して3645円まで上値を伸ばしており、足元ではやや利益確定売りに押されて調整含みとなっている。次回の決算発表に向けては一進一退の動きが予想されるが、今後下押しする機会もそれほど無くなってくるとみられるだけに、今のうちに下値を拾っておきたい。
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