渋谷工、今期経常を一転10％増益に上方修正・2期ぶり最高益更新へ

　澁谷工業 <6340> が5月7日大引け後(15:00)に決算を発表。21年6月期第3四半期累計(20年7月-21年3月)の連結経常利益は前年同期比7.8％増の80.6億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の83億円→105億円(前期は95.6億円)に26.5％上方修正し、一転して9.8％増益を見込み、一気に2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の46.5億円→68.5億円(前年同期は53.7億円)に47.2％増額し、一転して27.6％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比34.1％増の44.2億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の10.5％→13.9％に大幅上昇した。

株探ニュース