併せて、通期の同利益を従来予想の36億円→40億円(前期は33.6億円)に11.1%上方修正し、増益率が7.0%増→18.9%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.6億円→6.6億円(前年同期は13億円)に2.5倍増額し、減益率が79.6%減→48.8%減に縮小する計算になる。
同時に、年間配当を従来計画の112.5円→122.5円(前期は1→2の株式分割前で110円)に修正した。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比59.1%減の1.4億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.4%→2.3%に大幅悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う民間設備投資の停滞により、風水力冷熱セグメントでは売上高が減少しております。一方で、陰圧装置等の感染症対策製品の販売が増加したことで環境セグメントの売上高が増加し、また、上下水道設備の更新需要や防災関連需要の増加によって水処理セグメントの売上高も増加しております。その結果、売上高は前回発表通りの数値となりますが、利益面におきましては、収益性の高いセグメントの売上高比率が高まったことで、営業利益以下の各利益について前回発表予想を上回る見込みです。
当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要課題の一つと考えており、連結配当性向35%を目安に安定的な配当を継続的に実施することを利益配分の基本方針としております。この方針及び業績予想の修正等を勘案し、2021年5月18日に公表しました2021年12月期の配当予想について、以下のとおり修正いたします。なお、2021年7月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っており、単純計算ができませんが、株式分割前1株当たり年間配当金に換算いたしますと、前回予想の150円から170円となり、実質的に20円の増配となります。(注) 上記の予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報及び想定できる経済情勢、市場動向などを前提として作成したものであり、今後の様々な要因により、予想と異なる結果となる可能性があります。
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