ハーモニックが急落、ナブテスコによる保有株売却で需給悪化を懸念◇
売却先は野村証券とJPモルガン証券。両社は今後、ハーモニック株の需給への影響を極力回避すべく、時間をかけて市場で売却することを基本とし、長期保有を目的とする投資家などへの転売も視野に入れ、株価への影響を抑えていくという。売却完了は23年12月中旬を想定している。ナブテスコによる売却株式数は916万200株で、22年9月30日時点の自己株式を除く発行済み株式総数の9.64%に相当。売却総額は約473億円。
ナブテスコ株は上昇している。同社は22年12月期の個別決算で投資有価証券売却益として約457億円を特別利益に計上する見込み。一方、連結決算への影響については、ハーモニック株のリスクと経済価値について、ナブテスコから売却先への移転完了に時間を要することから、引き続き資産として認識する。22年12月期以降も四半期末にハーモニック株を再評価し、評価損益の計上により連結業績に影響を及ぼす可能性があるという。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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