国内の売上高は前年同期比19.6%減の227.24億円となった。前年同期にあった経営継続補助金などに伴う需要喚起の反動や米価下落による購買意欲減退などにより農機製品及び作業機が減少した。補修用部品及び修理整備等のメンテナンス収入は、農機製品の売上が低迷する中でも前年同期を維持した。商品別の売上状況について、整地用機械(トラクタ、乗用管理機など)は同11.5%減の58.42億円、栽培用機械(田植機、野菜移植機)は同34.5%減の16.89億円、収穫調製用機械(コンバインなど)は同13.7%減の20.91億円、作業機・補修用部品・修理収入は同20.1%減の81.57億円、その他農業関連(施設工事など)は同23.5%減の49.43億円となった。
海外の売上高は前年同期比31.5%増の160.68億円となり、全地域で増収となった。ライフスタイルの変化に伴い、北米では好調なコンパクトトラクタ市場を背景に増加、欧州ではコンシューマー向けを中心に販売が伸長、加えて景観整備向け需要の回復に伴うプロ向け販売も増加した。アジアでは韓国での排出ガス規制前の出荷増が寄与した。商品別の売上状況について、整地用機械(トラクタなど)は同21.9%増の116.21億円、栽培用機械(田植機など)は同3.1%増の11.50億円、収穫調製用機械(コンバインなど)は同4,398.1%増の10.45億円、作業機・補修用部品・修理収入は同12.8%増の10.38億円、その他農業関連は同93.7%増の12.12億円となった。
2022年12月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比5.3%増の1,665.00億円、営業利益は同13.3%増の47.00億円、経常利益は同1.9%減の46.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同3.0%減の31.00億円とする期初計画を据え置いている。
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