巴工業が３日続伸、半導体製造装置向け材料など好調で４月中間期営業利益は２３％増

　巴工業<6309.T>が３日続伸し年初来高値を更新している。前週末１日の取引終了後に発表した第２四半期累計（１７年１１月～１８年４月）連結決算が、売上高２０９億２３００万円（前年同期比６．８％増）、営業利益１３億１９００万円（同２３．６％増）、純利益８億８９００万円（同３３．１％増）と大幅増益となったことが好感されている。

　化学工業製品販売事業で、自動車や住宅・建設用途向け材料が堅調だったほか、半導体製造装置向け材料や搬送用商材が好調に推移した。また、機械製造販売事業で、国内官需向けの部品や修理、国内民需向けの機械や装置・工事などが伸長し業績を押し上げた。

　なお、１８年１０月期通期業績予想は、売上高４３０億円（前期比４．６％増）、営業利益２１億９０００万円（同０．４％減）、純利益１４億９０００万円（同０．９％減）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS