＜前場の注目銘柄＞＝三井海洋、西アフリカなど海洋油田開発活発

　三井海洋開発<6269.T>は株価３０００円に向けた動きに期待。

　主力のＦＰＳＯ（浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備）関連業務（建造・運営など）の好環境が続いていることに注目したい。ブラジルや西アフリカなどで海洋油田開発投資が活発なことが背景にあり、同社はＦＰＳＯ関連業務ではオランダのＳＢＭ社と並び世界トップクラスの実績を有していることから、需要好調の恩恵を享受。前１３年１２月期の受注高は５１８５億円と過去最高を記録した。

　１４年１２月期は、期初に受注残が８９６６億円と豊富で、建造工事が順調に進めば、需要好調とあいまって、営業利益８０億円（前期比２．２倍）は上振れも見込める。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）