<動意株・2日>(前引け)=三井海洋、横河電、キャンバス
横河電機<6841.T>大幅高で年初来高値を更新。1日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、最終利益の見通しを280億円から290億円(前期比36.3%増)に見直した。制御事業と測定器事業の受注高見通しも上方修正しており、これらを好感した買いが集まった。業績予想の前提となる為替レートを1ドル=130円から1ドル=135円と円安方向に見直した。4~9月期の受注実績が好調だったことなども、今期の業績予想に反映させた。4~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比11.7%増の2059億1800万円、最終利益が同1.8%増の92億7200万円だった。
キャンバス<4575.T>=上値指向に4日続伸。同社は抗がん剤開発に特化した研究開発型のバイオベンチャー。1日取引終了後、抗がん剤候補化合物免疫着火剤「CBP501」が膵臓がん3次治療対象の臨床第2相試験で主要評価項目を達成したことを発表、これを材料視する買いが集中した。株価面では急騰力が際立っており、個人投資家を中心とした短期資金に注目されやすい。今年6月初旬から7月下旬にかけて株価を200円前後から4ケタ大台まで5倍化させた経緯がある。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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