―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月2日から3日の決算発表を経て6日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ファーマF <2929>
22年7月期の連結最終損益を従来予想の40.2億円の黒字→15億円の赤字(前期は38.4億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
▲No.2 ティーライフ <3172>
22年7月期第3四半期累計(21年8月-22年4月)の連結経常利益は前年同期比16.9%減の5億9300万円に減り、通期計画の9億6800万円に対する進捗率は61.3%にとどまり、5年平均の65.1%も下回った。
▲No.3 日本ハウス <1873>
22年10月期の連結経常利益を従来予想の45.8億円→38.9億円(前期は26.5億円)に15.1%下方修正し、増益率が72.4%増→46.4%増に縮小する見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<2929> ファーマF 東P -10.70 6/ 3 3Q -60.38
<3172> ティーライフ 東S -7.71 6/ 3 3Q -16.95
<1873> 日本ハウス 東P -4.69 6/ 3 上期 赤縮
<6267> ゼネラルパ 東S -3.91 6/ 3 3Q 16.95
<7279> ハイレックス 東S -2.05 6/ 3 上期 -88.63
<8917> ファースト住 東P -0.89 6/ 3 上期 9.53
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした6日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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