―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の9月3日から4日の決算発表を経て7日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 日本スキー <6040>
20年7月期の連結経常利益は前の期比38.8%減の3.8億円に落ち込み、21年7月期も前期比17.5%減の3.2億円に減る見通しとなった。
▲No.2 パス <3840>
21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は1億3400万円の赤字(前年同期は7400万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
▲No.3 ソフトウェア <3733>
20年10月期第3四半期累計(19年11月-20年7月)の経常利益(非連結)は前年同期比21.5%減の24.5億円に減り、通期計画の43億円に対する進捗率は57.1%にとどまり、5年平均の73.5%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<6040> 日本スキー 東M -2.58 9/ 4 本決算 -17.53
<3840> パス 東2 -1.33 9/ 4 1Q 赤拡
<3733> ソフトウェア JQ -0.54 9/ 4 3Q -21.55
<6267> ゼネラルパ JQ -0.20 9/ 4 本決算 -22.53
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした7日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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