<動意株・5日>(大引け)=F&LC、古河電など

古河電気工業<5801.T>=反発。SMBC日興証券が4日、古河電の目標株価を7300円から8000円に増額修正した。投資評価は最上位の「1」を継続している。米国の光ケーブル事業が業績のけん引役となると指摘。米国でのBEAD(ブロードバンド公平性・アクセス・配備)プログラムを巡る米政権発の「ノイズ」に注意が必要としながらも、米国の光ケーブル市場はAIやFTTH(ファイバー・トゥー・ザ・ホーム)、データセンターに関連したネットワーク構築などで、今年半ばから2026年に需要が盛り上がると想定する。同証券は古河電の26年3月期営業利益予想を480億円から510億円に引き上げている。
JT<2914.T>=ジリ高歩調で底値離脱。値刻みこそ小幅ながら4日続伸と上値指向を強めている。昨年12月中旬以降、調整局面に入っていたが、2月20日ザラ場につけた安値3700円を目先の底にリバウンド局面に移行している。配当利回りが5%強と高く、12月期決算銘柄ながら4000円未満は配当権利取り狙いで中期拾い場とみた実需買いが観測される状況。財務リスクとしてこれまでの株価下落要因となっていたカナダでの健康リスク訴訟が、和解成立の方向となったことで、これも買いが入りやすくなった背景にある。テクニカル的には上値抵抗ラインとなっていた25日移動平均線との下方カイ離をほぼ解消しており、ここを明確にブレークすれば戻り足に弾みがつきそうだ。
内田洋行<8057.T>=マド開け急伸。4日取引終了後、25年7月期連結業績予想について売上高を3000億円から3070億円(前期比10.5%増)へ、営業利益を100億円から105億円(同12.4%増)へ上方修正すると発表。これが好感されている。売上高は従来の過去最高予想に更に上乗せする形となり、営業利益は4期ぶりに最高益を更新する見通しとなった。上期業績が想定をやや上回ったことに加え、下期も好調が見込まれるため。配当予想は従来予想を据え置いた。
マルマエ<6264.T>=大幅反発。4日取引終了後、25年8月期上期(24年9月~25年2月)の単独業績予想について売上高を36億5000万円から38億9600万円(前年同期比91.0%増)へ、営業利益を7億円から9億4000万円(前年同期7800万円の赤字)へ上方修正すると発表。半導体分野における消耗品の過剰在庫の解消傾向が出てきたことで想定以上に受注が好調なため。なお、通期見通しについては半導体製造装置の市場環境に停滞感がみられることから現時点では据え置きとした。あわせて、アルミニウムの製造・販売を手掛けるKMアルミニウム(福岡県大牟田市)の全株式について、今後設立する特別目的会社を通じて取得し、子会社化すると発表した。これに伴い、第3四半期から連結決算に移行するという。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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