Ｔスマート、今期経常を一転18％増益に上方修正、配当も10円増額

　テクノスマート <6246> [東証２] が10月28日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。20年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の16億円→28億円(前期は23.8億円)に75.0％上方修正し、一転して17.6％増益見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の経常利益も従来予想の12.2億円→24.7億円(前年同期は10.7億円)に2.0倍上方修正し、増益率が13.2％増→2.3倍に拡大し、13期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。

　業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の13円→18円に大幅増額し、下期配当も従来計画の13円→18円に増額修正した。年間配当は36円(前期は40円)となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2020年３月期第２四半期累計期間の売上高は、生産の進捗度が当初の予定より進んだことにより、前回予想を上回る見込みです。営業利益、経常利益及び四半期純利益に関しましては、多岐に亘る原価低減施策の推進と複数の受注による量産効果により、前回予想を上回る見込みです。2020年３月期通期の売上高は、前回予想と同程度を見込んでいますが、利益面に関しては上半期の業績の上振れを反映し、前回予想を上回る見込みです。

　当社は、株主の皆様に対する継続的な配当を基本と考えております。2020年３月期の中間配当につきましては、上記の業績予想を踏まえ、１株当たり５円増額し、18円に修正したします。また、期末配当につきましても、１株当たり５円増額し、18円とし、年間配当金は１株当たり36円を予定しております。（注）上記の業績及び配当に関する予想数値は、当社が現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。