北朝鮮のミサイル発射で急反転、全体地合いに逆行高か
時価総額:87.42億円
PER:109.52倍
PBR: 2.75倍
段ボール製函印刷機が主力で繊維機械を縮小する一方で防衛機器を拡大している。段ボールでトップシェアを誇るレンゴーが筆頭株主となっている。
業績面においては5/13に決算発表を控えており、今期は大幅な減収減益が避けられない見通し。第3Q時点では前年同期比で売上高のみ増収となっており純利益は赤字転落となっている。従来から1-3月期にまとめて収益が計上される期末偏重の傾向があるため、期末でどれくらい巻き返すことができたのか注目。
株価は2017年より防衛関連としてのテーマ性を帯びる筆頭格となっており、企業のファンダメンタルに拠らず株価が動く特徴を有している。足元で再び北朝鮮のミサイル発射が注目を集めており、市場全体の地合い悪化に伴って物色が賑わう可能性がありそう。昨日は大幅な下落で100日移動平均線のサポートラインを割り込む動きを見せたが、本日から急反転して持ち直す動きとなりそうだ。