―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の10月21日から24日の決算発表を経て25日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 オーケーケー <6205>
23年3月期の連結経常損益を従来予想の20億円の黒字→6億円の黒字(前期は11.7億円の赤字)に70.0%下方修正した。
▲No.2 トランコム <9058>
23年3月期の連結経常利益を従来予想の86.4億円→80億円(前期は81.9億円)に7.4%下方修正し、一転して2.3%減益見通しとなった。
▲No.5 Genky <9267>
23年6月期第1四半期(7-9月)の連結経常利益は前年同期比8.8%減の16.8億円に減ったが、7-12月期(上期)計画の30.7億円に対する進捗率は54.9%となり、5年平均の55.8%とほぼ同水準だった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<6205> オーケーケー 東S -13.94 10/24 上期 黒転
<9058> トランコム 東P -10.28 10/24 上期 -5.11
<4519> 中外薬 東P -4.90 10/24 3Q 35.95
<9081> 神奈交 東P -2.07 10/24 上期 135.09
<9267> Genky 東P -1.88 10/24 1Q -8.76
<5204> 石塚硝 東S -0.60 10/24 上期 -14.89
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした25日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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