―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月11日から12日の決算発表を経て13日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 フィルC <3267>
21年11月期第3四半期累計(20年12月-21年8月)の連結経常損益は8億円の黒字(前年同期は1億円の赤字)に浮上し、通期計画の6.5億円に対する進捗率が123.7%とすでに上回り、さらに5年平均の47.2%も超えた。
★No.2 OKK <6205>
22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は2.8億円の赤字(前年同期は6.7億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
★No.3 SHIFT <3697>
21年8月期の連結経常利益は前の期比86.8%増の47.3億円に拡大し、従来予想の34億円を上回って着地。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<3267> フィルC 東1 +11.15 10/12 3Q 黒転
<6205> OKK 東1 +9.15 10/12 1Q 赤縮
<3697> SHIFT 東1 +8.85 10/12 本決算 20.35
<3086> Jフロント 東1 +5.31 10/12 上期 赤縮
<9740> CSP 東1 +3.00 10/12 上期 8.17
<9602> 東宝 東1 +2.67 10/12 上期 188.11
<7520> エコス 東1 +1.93 10/12 上期 -0.86
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした13日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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