豊和工が大幅反落、自動車関連メーカー向け専用工作機械の採算悪化で上期業績は計画下振れ

　豊和工業<6203.T>が大幅反落となっている。２６日の取引終了後、集計中の第２四半期累計（４～９月）連結業績について、売上高が従来予想の９６億円から９２億円（前年同期比２．７％増）へ、営業損益が１億２０００万円の赤字から１億４０００万円の赤字（前年同期１億６２００万円の赤字）へ、最終損益が１億円の赤字から２億円の赤字（同３億１３００万円の赤字）へ下振れたようだと発表しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。

　自動車関連メーカー向け専用工作機械が減少し、また価格競争激化から採算が予想を下回ったことが要因としている。また、稲沢貸与地の商業施設再開発工事に伴い、掘削物処理費用約６０００万円を環境対策費として特別損失に計上したことも最終損益を押し下げたとしている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）