【買い】6171：土木管理総合試験所

「ロードスキャンビークル」に注目

「都民ファーストの会」が掲げる重点政策項目に関わる銘柄群に物色の矛先が向いているが、同社はインフラ関連の土質・地質調査などを手掛けていることから、豊洲市場への移転に絡む関連有力株として投機資金を呼び込んでいる。

だが、ここはあえて同社と東京大学が開発した「ロードスキャンビークル」に注目したい。

日本全国道路や上下水道の老朽化が進み、劣化に伴う亀裂や破裂の危険性があり 早期に交換や補修をする必要がある。

しかしながらどこの箇所が改修の必要が有るのかを検査するコストが業者にとっ てネックとなっていた。

それを今回解消したのが同社の「ロードスキャンビークル」である。これを使え ば1キロメートル当たり数秒でデータ集計が可能という。

従来の検査方法に比べれば圧倒的なコストの削減になるといえる更に「ロードス キャンビークル」を日本国内の道路を走らせビックデータ解析を行い AIで診断 することにより経年劣化の予測も可能になるという。

同社は来春よりこれらのデータを自治体向けに販売することを予定している、圧 倒的なコスト面から見ても多くの自治体や業者が購入すると考えられる 今後の 業績にも大きく寄与すると見ている。