併せて、通期の同利益を従来予想の18.3億円→16.1億円(前期は21.3億円)に12.0%下方修正し、減益率が14.1%減→24.4%減に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比28.5%減の8.4億円に減る計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比5.3%増の4.3億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の17.3%→19.2%に上昇した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当第2四半期連結累計期間において、当社グループ製品の主要需要先である自動車関連では、生産が徐々に持ち直したものの、金型向けを中心とした工具需要は当初の想定ほど戻りませんでした。半導体や電子部品・デバイス関連では、需要減退や在庫調整が見られ、全体的に低調な動きとなりました。加えて、中国経済減速により中華圏向けの売上が落ち込み、当社グループの第2四半期における業績は減収減益となりました。 下期にかけても世界的に景気低迷がささやかれ、特に中国市況の回復の遅れが懸念されます。第3四半期以降も当社グループ製品の需要先の状況は大きく好転しないと見込まれ、工具需要は引き続き低調に推移すると予想されます。したがいまして、通期連結業績予想につきましては、前回発表予想を下回るものと判断いたしました。 通期個別業績予想の修正に関しましても、上記と同様の理由によるものであります。 なお、1株当たり12.5円とした期末配当予想についての修正はありません。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る本資料発表日現在における仮定を前提としております。実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。
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