同時に、12-5月期(上期)の最終損益も従来予想の200万円の黒字→7300万円の赤字(前年同期は4300万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
また、期末一括配当は引き続き未定とした。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社売上高につきましては、当社の主製品である油圧プレス機は、形状、能力、機能のほか、納期、一台当たりの金額もそれぞれ異なる個別受注生産でありますので、月単位での売上は一定しておらず、季節的変動によるものでもなく、納期的、金額的なバラツキにより売上の変動が大きく、また、当社製品が大型機械ゆえ、設計・生産着手から納品・据付まで平均して1年程度を要するため、受注から売上計上まで相当期間のズレが生じてしまうのが当社事業の特性であります。なお、一部請負工事物件につきましては、工事進行基準を適用して売上処理を行っております。 このような事業の特性を持つ当社におきまして、当120期第2四半期累計期間における売上高につきましては、大型受注物件の消化が一服し、当面の受注も引き続き伸び悩んでいることから、前年同四半期(10億73百万円)及び前回予想数値8億円を下回る5億58百万円の見込みであります。 利益面につきましては、生産効率を意識した原価への取組みに努めておりますが、損益分岐点を下回る売上高により人件費等の固定費を吸収できず、当四半期は、前回予想数値(利益)2百万円から73百万円の純損失計上となる見込みであります。 受注状況につきましては、当第2四半期累計期間受注高は、世界的経済不況の影響を受け大口物件に恵まれなかったことや、新型コロナ感染の拡大防止により想定以上に受注展開に苦慮していることから、受注高は、4億32百万円(前年同期 4億12百万円)と低調な状態が続いております。受注残高につきましては、令和5年納期予定の大型機械工事物件19億6百万円(平成30年受注)の受注確保により25億71百万円(前期末26億97百万円)の大台を維持できており、今後の営業展開に期待しているところであります。現在、一段厳しさを増す景気環境下にありますが、引き合いが見込まれている大型物件の早期成約に向け全力で取組み、一層の受注及び売上の回復を目指しているところでございます。 令和2年11月期通期個別業績予想につきましては、新型コロナ禍の終息が不透明な中で、業績予想の算定は大変困難な状況下にありますが、表記の予想数値を見込んでおります。*上記予想は、現時点に於いて、入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後様々な要因によって、予想数値と異なる結果になる可能性があります。
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