ウィルグループは反発、コーポレートベンチャーキャピタルを設立

　ウィルグループ＜6089.T＞は反発。一時、前日比１１６円高の１６７０円まで買い進まれている。
　同社は２０日の取引終了後、有望ベンチャー企業への支援を行うコーポレートベンチャーキャピタル「ウィルグループファンド投資事業有限責任組合（ウィルグループインキュベートファンド）」を設立することを発表した。同ファンドは成長性の高いスタートアップ企業に対し、成長に必要となる人材供給や共同でのサービス開発、プロモーション協力によって、ベンチャー企業の発展を支援するだけでなく、ウィルグループのサービス開発を促進していく。運営については、フューチャーベンチャーキャピタル＜8462.T＞が行い、ウィルグループが持つインキュベーション機能と、フューチャーベンチャーキャピタルが持つベンチャーファンド運営機能とを組み合わせて提供し、有望ベンチャー 企業との協業を加速していく。
　また同社はウェブサービス・スマホアプリの企画・設計・開発・運用を行うムロドー（東京都港区）との資本業務提携を行うことも発表。ムロドーが第三者割当により新株式（普通株式）７２株を発行し、ウィルグループは１２株を引き受ける。これによりムロドーに対する持株比率は２．５％となる。

ウィルグループの株価は１２時５９分現在１６０８円（△５４円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）