ただ、1-6月期(上期)の連結経常利益は従来予想の1.6億円→2.2億円(前年同期は6.1億円)に38.8%上方修正し、減益率が73.8%減→63.6%減に縮小する見通しとなった。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当第2四半期(4‐6月)におきましては、国内3事業(国内SaaS事業・ソリューション事業・中国進出支援事業)がほぼ計画通りに推移した一方で、海外SaaS事業については想定を大きく下回る見込みとなりました。 その要因といたしましては、同事業のメインターゲットであるゲーム業界において、新型コロナ情勢の落ち着きによる巣ごもり需要の減少およびiOS/アンドロイドのプライバシー強化に伴うターゲティング精度の低下によって、2022年後半に売上が鈍化したことを受けて、第1四半期(1‐3月)に不採算タイトルや人員の整理を行う企業が多く、広告予算を大幅に縮小する動きが見られました。そのようなマクロ環境を踏まえ、顧客との長期的な関係性を考慮した結果、第1四半期において複数の継続顧客(約10社)からの広告制作の一時休止の要望を受け入れる判断をいたしました。 当第2四半期では、一時休止顧客のうち半数以上の取引再開を想定していたものの、担当者・決裁者の変更によってコミュニケーションが仕切り直しとなった企業が多く、取引再開は2社に留まる結果となったこと、また新規獲得の苦戦によるものとなります。 2023年12月期上期連結業績予想は5月12日公表の予想値に対し、未達となる見通しになったことから、売上高で71百万円・営業利益で52百万円を下方修正させていただきます。一方で、経常利益については為替差益の計上により、上記の通り上方修正いたします。また、非開示としておりました親会社株主に帰属する四半期純利益については、当第2四半期において投資有価証券売却損として72百万円を計上することを踏まえ、上記の通り開示させていただきます。 下期の見通しとしては、国内3事業が引き続き計画通りに推移することが想定されます。海外SaaS事業については、ゲーム会社の稼働タイトルは減少しているものの、収益性の高い既存タイトル・新規タイトルへのマーケティング投資は徐々に活発化していくことが期待され、第1四半期での一時休止顧客のうち2~3社が取引再開見込みである他、新規獲得も強化する方針です。しかしながら、ゲーム会社のマーケティング広告制作はマーケット不況時に削られやすい予算であるため、安定的な需要が見込まれる『ゲーム制作支援』を下期から追加する予定です。 2023年12月期通期連結業績予想につきましては、売上高・営業利益については5月12日公表の予想数値から、当第2四半期の未達見込み金額(売上高で71百万円・営業利益で52百万円)をそれぞれ差し引き、また、積み上げ式の継続契約が中心である海外SaaS事業の下期影響、国内事業が好調でも補えない下期の連結下振れ想定として、第3四半期(7‐9月)・第4四半期(10‐12月)についても、当第2四半期での未達見込み金額と同額ずつ(下期としては売上高で142百万円・営業利益104百万円)を差し引いた金額にそれぞれ下方修正させていただきます。また、経常利益については営業利益と同額に修正させていただき、非開示としておりました親会社株主に帰属する当期純利益については、当第2四半期で投資有価証券売却損の計上を行うことで主たる不透明要素が解消されるため、上記の通り開示いたします。 なお、2023年12月期上期決算発表は、2023年8月14日を予定しております。
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