ＩＢＪがＳ高、結婚相談所「サンマリエ」を運営するハピライズを子会社化へ

　ＩＢＪ<6071.T>が急反騰しストップ高の７３３円に買われている。前週末９日の取引終了後、結婚相談所「サンマリエ」を運営するハピライズ（東京都新宿区）の全株式を来年１月１日付で取得し、子会社化すると発表しており、これを好感した買いが入っている。

　今回の子会社化は、創業３７年を迎え、全国５６拠点にサービスを展開するるサンマリエのブランド力とＩＢＪの持つ婚活サポート力の相乗効果により、出会いの機会の拡充と会員基盤の拡大を図るのが狙い。取得価額は４億円強としている。

　同時に発表した、第３四半期累計（１～９月）連結決算は、売上高８２億６１００万円（前年同期比１８．４％増）、営業利益１０億４５００万円（同６．１％減）、純利益６億９４００万円（同６．２％減）だった。加盟相談所数・登録会員数の順調な増加によりコーポレート事業は好調に推移したが、コミュニティ事業やラウンジ事業の採算が悪化した。

　なお、１８年１２月期通期業績予想は、売上高１１５億７０００万円（前期比２２．３％増）、営業利益１３億８８００万円（同７．１％減）、純利益９億２７００万円（同１０．５％減）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS