ライクキッズは３日続落、第３四半期４４％営業減益を嫌気

　ライクキッズ<6065.T>は３日続落している。９日の取引終了後に発表した第３四半期累計（１９年５月～２０年１月）連結決算が、売上高１６３億１７００万円（前年同期比１０．４％増）、営業利益４億７９００万円（同４４．５％減）、純利益３億６６００万円（同４９．８％減）と大幅営業減益となったことが嫌気されている。

　公的保育事業が好調に推移し売上高は新調したものの、認可保育園の運営補助金の加算額が前年同期より減少したことや、１９年４月に新規開設した認可保育園の賃借料の補助金で第４四半期以降に入金予定のものがあること、更に２０年４月の認可保育園の新規開設予定が２１カ所に上り新規開設に向けた人材の確保が好調で人件費が増加していることなどが利益を圧迫するという。

　なお、２０年４月期通期業績予想は、売上高２２８億円（前期比１１．０％増）、営業利益６億円（同２７．７％減）、純利益１５億２５００万円（同２３．５％減）の従来見通しを据え置いている。

出所：MINKABU PRESS