決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ツルハＨＤ、オハラ、フリービット (6月14日～20日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から21日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　フリービット <3843>
　19年4月期の連結経常利益は前の期比80.2％増の25.6億円に伸び、20年4月期も前期比47.9％増の38億円に拡大を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　ファストロジ <6037>
　19年7月期第3四半期累計(18年8月-19年4月)の経常利益(非連結)は前年同期比60.5％増の6.5億円に拡大した。

★No.4　ツルハＨＤ <3391>
　19年5月期の連結経常利益は前の期比4.1％増の433億円になり、20年5月期も前期比4.4％増の452億円に伸びを見込み、27期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3843> フリービット 　東１ 　 +28.20 　　6/14　本決算　　　 47.92
<5218> オハラ 　　　　東１ 　 +12.32 　　6/14　　上期　　　-28.41
<6037> ファストロジ 　東１　　 +8.70 　　6/14　　　3Q　　　 60.49
<3391> ツルハＨＤ 　　東１　　 +7.62 　　6/17　本決算　　　　4.36
<2424> ブラス 　　　　東１　　 +2.72 　　6/14　　　3Q　　　-43.91

<3159> 丸善ＣＨＩ 　　東１　　 +1.34 　　6/14　　　1Q　　　-10.68

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした21日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース