―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の3月13日から14日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 三井ハイテク <6966>
19年1月期の連結経常利益は前の期比56.0%減の8.1億円に落ち込んだが、従来予想の6億円を上回って着地。
★No.3 小松ウオール <7949>
19年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比40.5%増の17.4億円に拡大し、通期計画の26.5億円に対する進捗率は5年平均の54.0%を上回る65.8%に達した。
★No.6 東京ドーム <9681>
19年1月期の連結経常利益は前の期比3.4%増の104億円になり、従来予想の88億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<6966> 三井ハイテク 東1 +12.34 3/14 本決算 10.16
<6355> 住友精 東1 +5.19 3/14 3Q 141.97
<7949> 小松ウオール 東1 +3.67 3/14 3Q 40.53
<6333> 帝国電 東1 +3.60 3/14 3Q -15.27
<2678> アスクル 東1 +2.56 3/14 3Q -37.48
<9681> 東京ドーム 東1 +2.27 3/14 本決算 0.94
<6037> ファストロジ 東1 +1.10 3/14 上期 118.75
<3421> 稲葉製作 東1 +0.59 3/14 上期 黒転
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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