近時では法人向けのPCサービスにも注力
HEMS、AIスピーカーなどの導入で、急速に進展する家庭のデジタル化、IT化に対して、様々な機器の設定・修理に対応している。顧客の会員化で囲い込みを図る一方、近時では法人向けのPCサービスにも注力し、企業向けアウトソーシング関連銘柄としての評価も可能となった。
昨年8月期には、営業黒字に復帰し、今期は、スマホ修理企業の買収で、モバイルへの需要にもこたえる。全国展開する直営、FC店舗が、同社の各地域でのサービスの品質をキープしつつ、順調に伸びれば、売上利益の成長率は大きく上昇し、東証への市場変更も、可能性が出てくる。
株価は、昨年OKウェイブとの提携などで3000円台へ急騰し、その後1000円割れへ調整していたが、今年は3月頃から徐々に上昇し、1000円~1200円のゾーンを推移している。買収効果が出る来期以降、業容の変化が見込まれることとを考えれば、株価は第3四半期業績が発表になる6月中旬には、居所を変えるだろう。