ダイハツデ、今期経常をトントンに下方修正

　ダイハツディーゼル <6023> [東証２] が10月22日大引け後(16:30)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常損益を従来予想の13億円の黒字→トントン(前期は29.1億円の黒字)に下方修正した。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常損益も従来予想のトントン→0.2億円の赤字(前年同期は8.5億円の黒字)に下方修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年３月期第２四半期および通期の業績予想数値につきましては、船腹過剰による新造船の需要が低迷していることに加え、新型コロナウイルス感染症拡大による世界の経済活動への影響により、船価および海上荷動が低迷するなど、厳しい状況が続いております。造船所においては、手持工事量の想定以上の減少から生産調整の動きが加速しております。それに伴い、当社納入機関の一部においても納期の繰り下げが発生しております。また、各国における移動制限の長期化などからメンテナンス需要の回復が遅れております。これらの理由により、機関売上およびメンテナンス関連売上が予想を下回る見込みとなることを受け、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益を上記の通り、連結・個別ともに修正いたします。