―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の2月1日から2日の決算発表を経て3日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 プロルート <8256>
23年3月期の連結最終損益を従来予想の0.1億円の黒字→10.5億円の赤字(前期は6億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を95.5%毀損する規模となった。
▲No.2 高周波 <5476>
23年3月期の連結最終損益を従来予想の4億円の黒字→2億円の赤字(前期は4億1700万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
▲No.4 サイオス <3744>
22年12月期の連結最終損益は6億3900万円の赤字(前の期は3億6700万円の黒字)に転落した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<8256> プロルート 東S -9.86 2/ 2 3Q 赤拡
<5476> 高周波 東S -4.06 2/ 2 3Q 148.54
<7859> アルメディオ 東S -3.28 2/ 2 3Q 6175.00
<3744> サイオス 東S -3.27 2/ 2 本決算 -
<5994> ファインシン 東S -3.16 2/ 2 3Q 赤転
<3943> 大石産 東S -1.24 2/ 2 3Q 0.48
<4512> わかもと 東S -0.90 2/ 2 3Q 黒転
<7857> セキ 東S -0.64 2/ 2 3Q 11.30
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした3日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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