「電気自動車関連」が5位、テスラの投資家向け説明会に関心が集まる<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「電気自動車関連」が5位となっている。
電気自動車(EV)に関するニュースフローが再び活発化している。日産自動車<7201.T>は2月27日、グローバルでの2026年度における電動車の販売比率の見通しを従来の40%から44%以上に引き上げた。中でも欧州では75%から98%と見通しを大幅に上方修正している。1月に社長交代を発表したトヨタ自動車<7203.T>に対しても、4月以降の新体制のもとで電動化に向けた新たな戦略が打ち出されるとの期待が株式市場において膨らみつつある。
更に、米国時間の3月1日に予定されている米テスラ<TSLA>の投資家向け説明会での発表内容がどのようなものになるのか、市場参加者の注目度が高まっている。同社を巡っては27日にドイツ工場での週4000台の生産目標を前倒しで達成したと報じられたほか、28日にはメキシコの大統領が同国でのEV工場の建設計画について同社と合意したと明らかにしたとも伝わっている。
今回のテスラの投資家向け説明会は、市場の期待が事前に高まってしまったこともあり、ポジティブな発表内容であってもサプライズなしと受け止めた売りが同社株に膨らむ可能性は否定できない。それでも、テスラの中期的な成長性は不変との見方が強まれば、押し目待ちの買いに株価が支えられる展開も十分にあり得るだろう。
主な関連銘柄としては、EV駆動モーターを成長の軸に据える日本電産<6594.T>や、モーター構成部品の三井ハイテック<6966.T>、リチウムイオン電池のジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>、リチウムイオン電池用の正極材料などを手掛ける田中化学研究所<4080.T>、電解銅箔の日本電解<5759.T>がある。
加えて、EV向けの急速充電器を手掛ける東光高岳<6617.T>やSiC(炭化ケイ素)パワー半導体のローム<6963.T>のほか、ニチコン<6996.T>、サンコール<5985.T>、ニッポン高度紙工業<3891.T>、ダブル・スコープ<6619.T>などもマークされている。
出所:MINKABU PRESS
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